今日、昼間の国会中継。
維新の下地幹夫議員曰く ~
「 ラグビーの世界選手権、東京オリンピック、大坂万国博等のイベント開催
による経済効果で、消費税増税による消費落ち込みなんぞ補って余りある。
よって、増税の際の軽減税率の適用なぞ全く不要。一旦、全国民に税を負担
してもらって、貧困層への対策は、給付にしろ何にしろそれから採ればエエ
云々・・・。」
およそ政治家の言葉とは思われぬ。
安倍ちゃんだとて、消費税アップ時の対策として、新車購入時の取得税免除と
か、ポイント還元策とか、基本的に逆進性の性質を持つ消費税の増税の貧困層
対策に全く関係のない、すなわち効果のない政策しか思い浮かばぬようだが、
貧困層の暮らしがどんなものであるか、こいつ等は全くわかってない。
安売りスーパーで、老人たちの買い物かごを一度覗いて見るがエエ。
豆腐か納豆、卵、バナナそしてタマネギかモヤシ・・・。キャベツや白菜ですら
高い時は買うのを控えているのである。
年金を20万円以上貰う老人はそんなに多くない。日々の食費を節約するしか
生きていく道はない。消費税が10%になれば食卓から一品は確実に減るだろう。
その日の食費のやりくりが最重要なことなのである。
それだのに・・・。
その日の米びつ、あるいは明日の生きる糧が死活問題であるのに、「給付金」を
あとから貰ったって、間に合うわけがあるまい。
金持ちも貧乏人も同じ量を食う。エンゲル係数の高い貧乏人にとって、食料の
値段が経済サイクルや天候の異変による食糧の減産によって上がるのではなく
て、全く人為的な愚かな政策によって上がるのは失政と形容する以外なかろう。
日本の政治家はクソだ。
食料品全てに消費税を一切かけるな !! バカヤロー !