8%から10%への消費税アップによる景気後退対策として安倍ちゃんは、車や
家などの高額商品の購入に際して、その当該商品にかかる取得税その他の税金
を免除するか税率を下げて優遇するつー政策をまとめたようだ。
この人、ふんとバカ。
そもそもが、消費税は逆進性があって、低所得者層には厳しい税金つーことで、
軽減税率の適用が検討されているのではなかったのか。
それが、高額商品についての取得税を免除もしくは引き下げつーことであれば、
逆進性がますます拡大するのは誰が考えてもわかることではないか。
アメリカ・トランプ大統領の対中貿易戦争についての、安価な中国製の日常生
活品の関税率アップの政策も、およそ貧しいアメリカ人達が中国製品に頼って
生きているつー実態を全くわかっていないのと、いみじくもよく似ている。
税金なんつーものは、累進課税が言うまでもなく絶対的な根本原則である。
そして、景気対策も、いわゆる貯蓄をしない無産階級を対象に考えなければ
ただの空想、絵に描いたモチに過ぎない。
金持ちは、宝石だろうが高級車だろうが欲しければそれに幾ら消費税がかかろ
うと気にせずに買うものだ。そんな階層へのさらなる減税対策なんて何で必要
なのだ?
日本の名前こそ軽減税率つーが、実はペテンの軽減税率でさえ期待している
ひとのエエ低所得者層達の消費こそが、日本の景気浮揚の中核・かなめである
のに、彼等への配慮は一顧だにされない。
数千万人に及ぶ低所得者層が、消費税アップによって食料品や日用生活品の
購入を控えれば、たちまち日本経済が傾くのはほとんど常識的な見方である。
安倍ちゃんは何でこんな簡単なことがわからんのだろう・・・。
億ションやベンツがいくら飛ぶように売れようと株式が値上がりして株主が
いくら儲かろうと、そんな現象はバブルであって、景気の拡大とは何の関係も
ない。
この平成の30年間で、多くの国民がどれだけ貧乏になってきたか、あらゆる
指標はそのことを如実に示しているのにも拘わらず、クルマや家や宝石が売れ
さえすれば景気がエエなんつー安倍ちゃんの認識(アホノミクス)には、
ほとほと呆れかえる・・・。
一刻も早く安倍のおぼっちゃまには総理の座から退いてもらいたいものである。