ハン国連事務総長が中国で近く行われる「抗日戦争勝利70周年記念式典」に
出席することに、日本政府(管官房長官)が不快感を顕したのは当然である。
中国のウイグル族をはじめとする少数民族弾圧政策に、国連として懸念の表明
そして抗議することこそが、地球規模の組織のトップとしての本来の役割であ
ろう。
このハン事務総長、いわゆる存在感つーものが全く感じられない。
諸々の国際紛争に関して、ただ綺麗ごとを言うだけで、国連本来の仕事を未だ
したことがない。
そして、本質的なことよりも些末的なことにかまけて、ただ時間と金を無駄に
費やするのみ。一言でいえば「無能」である。数年前に、ミャンマーに派遣
されたあの「ガンバリ」君と同じである。
日本の緒方貞子さんが事務総長であれば、このハンの十倍の仕事はしただろう。
こんなのがトップなら、国連改革なんぞ夢のまた夢である。