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何とか生きておりまする・・・ (^^ゞ
by 見沼田んぼの草刈りじじい
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竹中平蔵が日本を滅ぼす  - 人間の不在 -

アダム・スミスの「諸国民の富」やカール・マルクスの「資本論」等の古典に
見られるように、経済学者が自分の学説を構築してそれを世間に開陳公表する際、

たいていの場合、経済用語の概念についての自己流の解釈の説明をする。
「経済とは何か、労働とは何か、利潤とは何かetc・・・。」

経済学つーものが人間の毎日の生活と密接に関連する(せざるを得ない)学問
ゆえである。

マルクスの「資本論」の人間認識には、哲学者フォイエルバッハの資本主義社会
での労働による人間疎外論が強く影響していることは誰しも知るとおりである。

身を以って工場労働を体験した哲学者シモーヌ・ヴィーユや日本のジャーナリ
スト鎌田慧などのそれなどは、まさに我々に身近な感覚といってよく、読んで
ただただため息をつくばかり・・・。

・・・・・・・

大概の人間は仕事をして収入を得られなければ生きてゆけぬ。よって、就職活
動をして、先ずは会社に入り収入を得る。

が、たといその職場が志望の働き口や職種ではなくとも、或いはその中のある
行為が自分にも会社にも一銭たりとも利益にならないとしても、人間にはその
種の利害を超えた「こだわり」のようなものがあって、つい余計な労力を費や
してしまうものである。

掃除夫の徹底したトイレ掃除や主婦のなべ底磨き、或いは会社や工場の敷地を、
それこそ禅寺の庭かと見まごうばかりに落ち葉一葉も洩らさず掃き清める会社
経営者の姿がそれである。

私は、以前首都高速道路の建設の警備のアルバイトをやったことがあるが、そ
こでも高架橋の下からは全く見えない部分のコンクリートを、完成した後も何
時間も無理な姿勢で布やすりで磨いている職人を見たことがある。「こだわり」
なのであろう。

人間とはそういうものである。

この種の「こだわり」は、人間の労働を単なる報酬欲しさの行為としか見ない
新自由主義経済学者連中には理解の外である・・・・。

・・・・・


年末に、来年度の税制改正の大綱が公表された。

新自由主義経済路線のアベノミクスの特徴が如実に顕れた改正案である。
以前決めた資産格差の解消を狙っての相続税の増税策は、今回の親から子への
贈与の際の非課税枠の拡大によって、実質的に効果がないものになってしまい、
格差の拡大そして固定化に資するものとなってまった。悉くしかりである。

感想を問われた竹中平蔵慶大教授。
 「経済全体を良くするのに、全員が良くなるとは限らない云々・・。」

絶句・・・。

・・・ こうゆうおよそ人間の生活者の存在を忘れ、経済学を単なるマネー・
ゲームとしか認識しない経済学者が、小泉政権以来十余年に亘って日本の政権
に影響を与え続けていることの不幸。

ハイエクやフリードマンのおよそ人間性のかけらもない経済理論を妄信して、
天地ほどの違いのある日本の社会にアメリカからそれを持ち込んだ竹中平蔵の
暗躍・・・。


このたびの8%から10%への消費税アッブの見送りは、新自由主義経済学とは
対極にあるノーベル経済学者クルーグマンの意見に、アベチャンが恐れをなし
て決断したものであるが、竹中教授はじめアベチャンの取り巻きは新自由主義
路線信奉者ばかりである。

今の日本、「格差」が拡大固定して、新しい「階級社会」「身分社会」が現れ
つつある。

これでは、「神」の前では誰しも等しく平等だと説く「イスラム国」のほうが
ずっとましではないか?
 ↑
これは飛躍した極論であるにしても、現在の政治家権力者連中が「まつりごと
=政治」のイロハである富の偏在を是正するどころか、現状を追認し、格差拡
大を見て見ぬふりをするやりくちがこのまま続けば、いわゆる「人心の荒廃」
によって国民、特に若者の心がふつうではなくなっていくであろう。

その時こそ、どんな時代においても一体性を誇った日本民族が、二千年の歴史上
めて内側から瓦解していくことになるであろう。

まあ、そのことを計算しつくした上で、アベチャンや竹中平蔵たちはその不満
鬱積を外に向けさせるべくいろいろと手を打っているようではあるが・・・。

どうにもならん・・・。





by mana1563 | 2015-01-02 12:09 | Comments(0)
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