安部ちゃんのふんとのところがどうなのかわからないが、
どうやら来年4月からの3%アップが本決まりになるよ
うだ。
が、3%のうち2%は、法人税減税の穴埋めに使われる
とか。
たまげた。
そもそも、昨年末に主要政党間で合意した消費税アップ
によるお金は、増え続ける社会保障費として使われる、
つーことであった。
それが、景気の腰折れを防ぐつーことを理由にして、企
業へのいわば補助金に化けてまったのである。
完全な詐欺である。
日用品・食料品は非課税のヨーロッパの消費税と違って
もともと日本の消費税は逆進性の不平等な税制であるの
だが、れをさらに強めるのがアップ、
しかし、国民は社会保障のためならしょうがないとして
それを呑んだ。
しかるに・・・・・。
だいたい、ヨーロッパのように初めっから食品や生活用
品を非課税にすればええのだ。
れなら、消費税が20%でも国民は受け入れるのだ。
なんでこんな簡単なことができんのだ。
課税、非課税の品目の仕分けが大変 ?
ヨーロッパ諸国は、やったではないか。
ハヤブサやイプシロンが作れるのに、できないわきゃあ、
あんめい。
とにかく、金輪際、法人税減税のための消費税アップには
反対だ。
・・・・・・・・・
竹中・小泉時代から、企業(金持ち)が潤わないと、貧乏人
にも金が廻ってこない、つー哲学が蔓延している。
で、失業者対策でも、企業に雇用助成金の名目で失業者で
はなく企業に国は金を出す。
( 出せる金があるのなら、失業者本人に就職活動費、生活
補助金として直接渡せばエエのだ。)
低賃金にあえぐ介護士の問題の際にも、国は雇用者側に人
件費補助金のような形で金を出したが、賃金がそのまま上
乗せされたことは皆無であった。
政府と、竹中の経済哲学は根本的に間違っている。
経済全体を大きくしなければ、貧乏人にも金が行き届かぬ、
なんて考えがそもそもおかしい。
上(金持ち)は、金が入れば入るほどそれを貯め込むのだ。
金があるから毎日、人の100倍の量の食事をし、毎日高価な
ドレスを着て生活するわけではない。
日本の5000万の所帯が、300円から400円のトイレット・ペ
ーパーに切り換える方が、日本の5000人の億万長者が千円
のトイレット・ペーパーを二千円?のものに換えるよりも、
はるかに経済効果は大きい。
数百万、数千万の庶民が日々使うお金が増えれば増えるほど
経済全体が大きくなるのである。
日本政府(竹中イズム)は、基本的な経済学のイロハがわかっ
ていない。
これでは、増税等のどんな財政政策を打っても、デフレは
解消しない。
ど、どアホウ !