あいにくの雨模様であったが、寝疲れてまって?、これではいかんと、
早朝の4時から、雨合羽を着て公園に向かう。
公園までは5キロ。10年前の交通事故による入院後のリハビリで、
ふた月ほど毎日歩いていたが、れ以来。
昨日から終日、雨がしとしとと、やっと梅雨らしくなってきた。
道の両側の畑の作物も畑の縁の雑草もひと月ぶりの雨に生き生き。
あの大嫌いなセイタカアワダチソウも、まんだ花をつけてない時期ゆえ、
そのハッパや茎は、勢いの在るみどり一色でこれはこれでヨシ。
公園の近くで、桜の植えられた用水路わきの通りに入る。
桜の樹もふんとに大きくなった。
私がこの地に来てから25年ほどになるのだが、の頃はまんだ、桜の
樹の枝が、今のように道をアーケード上に覆うようになるとはおよそ
想像せんかった・・・。
晩秋には、まんじゅうしゃげ(別名:ひがんじゃう花)の咲きほこる道
でもある。
公園に着く。
平日の早朝のこととて人っ子ひとりいない。
学校の校庭のように土が整備された通路も、さすがにあちこち水が
浮いて、散歩には快適とはいかぬがマアエエ。
梅雨どきの花のおじさん、もとい、あじさいが随分と植えてある公園
なのだが、まんだつぼみも殆ど見られない。も、ちょいかな。
池には蓮が群生しているのだが、花の方はまんだつぼみが数えるほど。
池の縁で手をたたいてコイを呼んでみたのだが、一匹も来ない。
まんだ、寝ているんかな? わずかに亀のアタマがふたつ三つ見られた
ばかり。
この池のコイは、5月の連休の頃になると産卵の為に一日だけ、池の
浅瀬に群がる。獲ろうと思えば簡単。
私は、この公園に毎日のように来ていた頃、一度オカズにしてみっかな
と考えたこともあったが、ドロをエサにするコイなんて不味かろうと、
実行はしなかった。
コケをエサにするアユは、ズッコケルほど美味しいが、コイなんてなあ。
岸洋子の歌にもある。 ♪ コイなんてぇ、何になるのぉ、♪ (「こい心」)
(田舎の家の庭の池には叔父が飼ってたコイがいて、たまに食べた。
っが、あんまし美味かったつー記憶はない。)
居残りの白鳥も今日は一羽も目撃せず。(この池の白鳥は、周りの
景色に溶け込んで、危険を回避する為に春になるとカルガモのように
その姿を一変させる。擬態?)
この公園にはクローバが、芝生を駆逐して、そこらじゅうに生えておる
のだが、今の時期のそれは、パっと見てもクローバとはわからない。
フム。目んたまから目やに、もとい、ウロコ。
れにしても、ふんとにエエ雨日和になった・・・。
公園をゆっくり一周して、ちょいと疲れた。帰りの道のことを考えて、
今日はこのへんにしよう。
帰りに、逆らおうにも逆らえぬ不可思議な力に惹かれて、コンビニで
ビイルと、フライド・キッチンを購入。(これを、ダイドコで食べると美味しい。)
れやこれやで往復12キロ。寝っぱなしのおしりの筋肉が、久しぶりに
違う動きをしたので痛くなった。
明日は携帯カメラ持って行こう。
月曜からの新しい仕事までのあと三日間。ゆっくり楽しむべ。
この「サリー・ガーデン」。↑も素晴らしいけど、他に
「サリー・ガーデンを
美しいソプラノで」と題したものがユーチューブにあるのだけんど、残念
ながらリクエスト無効つーことでここに紹介できない。自分で探してね。