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日本におけるスポーツ精神とは(東京にオリンピック、は間違っている!)
私は、昔からテニスの世界大会の中継をたまに見る。
感心するのは観衆のマナー。 選手のミスに対して、その選手とは敵側の観衆も、拍手などしない。 ひるがえって、日本(そして中国、韓国の東アジア)はどうか? 日本人選手と対戦する外国人選手がミスをして、日本人選手に 得点が入ると観客から拍手がある。 これは、卓球でもゴルフでも同様。 これは、およそ、スポーツ精神とはかけ離れている。 日本精神の特徴として、昔から挙げられる武士道の「惻隠の情」 とも程遠い。 勝ちさえすれば何をやってもOKだ、つー最近の日本人の感覚は、 先のワールド・カップの決勝での、アメリカ・モーガン選手への なでしこの岩清水選手の退場覚悟の危険なタックルに顕れていた。 そして、何と!日本国民は、その悪質な行為を「よくやった!」 と賞賛したのである! また・・・、 数年前の冬季オリンピック・トリノ大会での、フィギュアスケ ートで、われらが荒川静香選手が見事な演技をしたあと、優勝 候補であったI・スルツカヤが演技をした。 で・・・、その時、私達は一人残らず「スルツカヤ、転べ、 転べ!」と念じたものだった。 (違うかい?) それは、スポーツマン・ステイツとは正反対、雲泥の開きがある。 この数ヶ月つーもの、スポーツ界における暴力や体罰の問題がし きりである。 私に言わせれば、日本におけるスポーツ精神つーのは、旧陸軍的 な体質そのもの、根性論、精神論そのものであって、それはおよ そヨーロッパ世界に通じるスポーツ精神とは以って非なるもので ある。 日本では、イジメをする奴はたいていスポーツが得意である。 イジメをするような、いじけた心の持ち主が、スポーツマンとし て讃えられるのだ。 かって日本には相撲における、いわゆる「人情相撲」のような情 愛が格闘技の世界にもあった。 (これについては、横綱大鵬が、同じ横綱柏戸にたいして行った 「人情相撲」?についての、日本一の相撲ファンの音楽評論家・ 吉田秀和さんの考察がある。) 日本のスポーツ界の伝統は、旧陸軍的な体質ではあったが、一面、 この「人情相撲」に端的に見られる「惻隠の情」「武士の情け」的なところもあったのだ。 それが、石原慎太郎さんや野球の星野さんなどが活躍して、時代の 全面に出てくるにつれて、旧陸軍的な体質=わりい面の特徴だけが、 スポーツ界に顕れるようになってまった。 人間、誰しもやってて楽しいから、スポーツをするものであるし、 苦しい練習に耐えた後で、なんとも言いようのない達成感・満足感 を得られるからこそスポーツをするのだ。 勝つことだけが全て、つー昨今の日本のスポーツ界の風潮は、日本 に昔からあったなにか大切なものを忘れているように思う・・・。 キム・ヨナに負けて、金メダルには届かなかったが、魔王ちゃんの 笑顔に多くの日本人がどれだけ救われ癒されただろう。 最下位に終わった野球の横浜ベイスターズの中畑監督のつくり笑顔 に、我々はどれだけ禿げまされほっとしたろう・・・。 勝たなければ何にもならぬ、つーが、敗者は、無論クズではあるまい。 いろんな国際大会でいつも負けてばかりの東南アジアの国々のスポ ーツマンは人生の敗者だなんて誰一人として思うまい。 オリンピックの感動を身近に味わいたい、子どもたちに味わわせて やりたい、つー希望を抱くものは日本人に限らない。世界中のみん ながそうだ。 「成熟した?」先進国である日本は、ここであえて、またまたオリ ンピックを開く必然性はない。 国を挙げて、日本人は、同じアジアの親日国トルコのイスタンブー ルでのオリンピック開催に一肌脱ぐべきである。 それが、東日本大震災でのお見舞いを、トルコは勿論、世界中から 享けた感謝のしるしになるだろう。 ここは同じアジアの国の、トルコの子どもたちの笑顔を見られるよ うに開催権を譲ること。 それが、日本人ならではのスポーツ精神つーものだ。 私は、誘致運動の先頭に立つ福原愛ちゃんもサッカーの沢選手も好 きであるが、やはりスポーツ選手のオツムの弱さつーものを感じて しまう。 なぜ、日本以外の子どもたちのことに、思いが及ばないのだろう? そして、東京都がオリンピック用に4000億円を準備してある、と アピールし、また日本政府も全面的にバックアップする意向を、 表明したことに、「またもや、金の力か」と思ったことだ。 冷暖房の効いた最新の高層ビルの一室で、オリンピックが開催され た場合の経済効果を電卓ではじいてニンマリする日本の連中。 それと対照的なトルコの素朴な子どもたちの瞳・・・。 オリンピックが間違っても、東京にならないことを私は願う。 私たちの平成天皇陛下も、神も仏も、みーんなそう思っているはず だと私は思う。 でなけりゃ、この世の中、間違っているだよ・・・
by mana1563
| 2013-03-05 10:22
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