日米相互間対等のあるべき安全保障として、自民党の安部ちゃんは、
いわゆる集団的自衛権の行使を認めるよう主張している。
アメリカの艦船が、目の前で敵に砲撃されているのに、手をこまねいて、
ただそれを傍観するだけ、つー現今の安保条約の片務性はおかしい、と。
そりゃたしかにそうだ。
だが・・・、
昨年、アメリカ軍はパキスタンに隠れていたビン・ラディンを急襲して
殺害したが、アメリカの基本的な立場は、「対テロ防衛」戦であった。
アフガンがそうだが、アメリカが海外派兵している理由は、「自国民を
テロの恐怖から守る為の自衛の戦い」つーことになっている。
とすれば、アフガンやイラク(やイラン?)でアメリカが、集団的自衛権の
理屈から、日本の自衛隊にアメリカ軍に合流して戦いに参加することを
求められても、拒否ができない。
安部ちゃんは、こういう可能性があることを想定して、集団的自衛権の
行使を主張しているのだろうか?
安易な金融の緩和策もそうだが、安部ちゃんは少々オツムが軽いように
感じてまう・・・。杞憂ならエエが・・・。