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年寄りは死期を悟るべし !
京大の山中教授が発見・開発したips細胞の医療分野への応用が注目されている。
なるほど確かに偉大な医学的な業績には違いない。 だが、このことによって本来は「寿命」(すなわち神の思し召し)としての、 人間の命が、人為的に引き延ばされる事がこれまで以上に可能になった。 近年、中国の富裕層の老人たちが、日本の医療ツアーに参加するというニュースを よく耳にするようになった。 私はその連中のエゴイズムの浅ましさに不愉快を感じると同時に、受け入れ側の 日本の観光業界および医療業界の人間としての心の貧しさに愕然とせざるを得ない。 天から与えられた「寿命」を一方は金にまかせて、一方は金欲しさに人為的に 左右しようというのである。こいつ等は人間ではない。 「寿命」という叡智に逆らう医者どもめ、地獄に堕ちろ ! 犬や猫は自らの死期を悟るとその姿を隠す。それが生き物というものである。 (日本にも「楢山節考」の文化があったことを忘れてはならぬ。) かっての金さん、銀さんのように健康な長生きであるならそれは無論喜ばしい。 文字通りの「長寿」である。 だが、高齢になってからガンのような不治の病に罹ってもなお生に執着する人間は 実に見苦しい限りである。 ・・・・・・・・・・・ 昨年の東日本大震災では、否も応もなく約1万9千人の命が断たれた。 中には、人生がこれから始まるという赤ん坊や子供たちも多かった。 残された家族は、ただただ諦めるよりすべはなく、その処方箋は、唯一 時間の経過のみにたよるしかない・・・。 また盛りで不治の病、ガンに罹って無慈悲にもその人生を奪われ、また父や 母を奪われた子どもらの無念さは幾ら慮っても足りない。 だが、それは結局のところ「運命」「神の思し召し」と形容するより仕方の ないことである。 かって人類の文明を画期的に進歩させると期待されたダイナマイトは、発明者 の意に反して逆に人類に多くの悲惨さをもたらした。 原子力もまた同様である。 ガンの治療に大きな効果があると言われているips細胞移植治療というものが、 自然と神の摂理である「寿命」に反する事もこれまた明白であろう。 人間誰しも、我が子や親族、そして自分自身が長生きしたい、病気や事故で 亡くなってしまうようなことは望まない。あたりまえである。 だが、「寿命」を受け入れることは人間である事はおろか、生物界の常識である。 そのことを人為的に歪めることはダイナマイトや原子力と同様の人類の悲惨を 招くだろう。 (卑俗なことだが、既にそうした高度な医療が、社会全体の医療費や保険料の 高騰化を招いているのが実態である。) 「寿命」に逆らって、死すべき人が無理に生きる、という非常識非論理が、 これから人類の未来を暗く重い雲となって覆いかぶさってくる時期が遠からず やってくる。 ・・・・・・・・・・・・・ TVを見ていると、昨年の大震災やリーマン・ショック以降の不況からの回復には 結局のところ、生産年齢人口を増やすという方策以外解決策はないようである。 だが、その方法は、考えるまでも無くキリがない。人間誰でも老人になって、 非生産人口化するからである。 さらに増えた人口を養う食料やエネルギー源(化石燃料やウラニウム)は枯渇に 近づきこそすれ爆発的に増えることはないのだ。 人口増加による景気の回復なんぞせいぜい二、三世代の間である。 (誰も口にせぬことだが) ガンのような不治の病に罹った高齢者には、一切の延命治療を施さないことが 今後の日本(世界)の社会保障政策を継続させる為には必要なことである。 そしてそうした立場に置かれた老人は、うろたえることなく自らの立場すなわち 死期を悟って、従容として死に赴くべきである。 繰り返す。日本には「楢山節考」(うば捨て山)の文化があるのだ。 死は生の延長である。最後の生である。 勇気をもって死を選び取る事こそ真の人生の完結である。 自殺することぐらい見事で立派な人生はないのだ。 付記: 誤解を招くといかんので付言しておきます。 いわゆる延命治療に反対の箇所。 それはたとえば寝たきりの末期状態の高齢者のことで、「ガンなんぞに負けるものか。」つー 気力を持った人のことを言うのではない。 ガンその他の病気が発見されたとしても、私は出来うる限り労働の現場に立つことを薦める。 健康な人であっても、会社を退職した途端に、びっくりするくらい急に老け込んでしまう例を 私は何人か知っている。 何も、 「神は存在するや否や」とか「人生は生きるに値するや否や」でなくても、人間何かしらの 悩みとかストレスがあった方が健康には有益なのである、つー信念を私は持っている。 「病は気から」である。
by mana1563
| 2012-01-21 09:43
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