夏になって初めての甲州と信州。
例によって関東と甲斐の国の境、笹子トンネルを抜けると、
パアーッと眩しい日射しが目に飛び込んでくる。
山梨県出身の作家の林真理子さんが、帰省するたび
列車で笹子トンネルを抜けたときの明るい空気に
いつも感激したものだ、と言ってたが、
たしかに奥多摩や秩父地方等の関東側の空気の明るさが
一変する。
(私も初めて勝沼盆地に足を踏み入れた時はびっくらこいたもの。)
ネジ回しの仕事柄、全国あちこちと巡るのだが、他に空気の明るい
のは、岡山の総社市あたりと山形盆地。
とりわけ山形は、俗に暗いつーイメージのある裏日本の東北。
だが、空気の明るさにはふんとに驚くばかり。
以上挙げた処は、いずれも暖地系の果物の栽培が盛んである。
ブドウやら桃やら・・・
とりわけ、サクランボのような寒地系の果物が採れる山形で
空気の明るいのは特筆もの。
そもそも果物栽培が盛んなとこは、人間の質もエエ。♪
山形人しかり、梨やスイカやらっきょの栽培が盛んな鳥取人然り。
果実の摂取と優れた人間性には、何かしらの相関関係がおじゃるのであろう。
(ただ、たまには例外もある。ろくで梨、お金梨の不肖私である。
(-_-;))
・・・・・・・・・・
夕方、私のお気に入りスポット、塩尻峠を越える。
風がすこぶる爽やかであった。夏に住むならやっぱし信州じゃね。)
・・・・・・・
今は名古屋、酔ってまったので、これで尾張。
ゴッド・ナイト ♪