菅ちゃんが、久し振りに自分の庭(戦場)にあって、意気盛んである。
私は彼が中央政界に打って出た時から、その言動をずっと見てきた。
ファンだといってもよかろう。
だが、この一年間は彼らしいところが少しも見えずガッカリの
し通し。
鳩山内閣の副総理でありながら、普天間問題ではダンマリ
を決め込んで自己保身を計る。
参議院選挙の際は、消費税の必要性を提言したので、おっ、菅ちゃん
やるな。と思っていたら腰砕け。
ハトポッポによる談合の動きに敗色濃厚の状況を一人合点した管ちゃん。
ハトポッポに涙を流して感謝。
が、最後の最後に目が醒めた。奥さんおかげ?
・・・・・・・
地盤・看板のないこともあって、無理からぬこともあったとは
言えなくもないが、市川房江さんを踏み台にしたことや、薬害
エイズ事件を上手く利用(国民の税金で救済したのだ。)したりと
世渡りが上手で如才ない。
でも、フツウの話し方をする数少ない政治家であり、何よりカミサンがエエ。
無節操なところはカミサンと官房長官のアドバイスで乗り切ればよろしい。
※ 官房長官には枝野がエエ。仙石は全共闘世代の悪い面を引きずっている。
いちばん難しいのは普天間問題だろう。かって、管ちゃん自身が海兵隊
は抑止力にならぬ、と言っておったのに、今やハトポッポのやった日米
合意は尊重されるべき、なんて言ってコロッと変節している。
市民運動出身であることを自慢しているのに、沖縄の住民を結果として
ヒドイ目に会わすようなら管ちゃんはそれで終わりだろう。
管ちゃんは人一倍野心家で名誉欲が強い。
それらの資質は政治家には必要不可欠なものといえる。
管ちゃんがエエ方向に我々を導いて、真の名誉欲を満足させられたら
これ以上のことはないのだが・・・
彼の持つある種の「強運」に期待しよう。