ラジオで、野党に転落した自民党総裁選挙の公開討論会を聞く。
候補者は谷垣禎一、河野太郎、西村何とかさんの三人。
司会者抜きでのディベート、面白い試みである。
こういう場では、モロにその人の人柄が現れる。それもまた面白い。
相変わらず、谷垣さんは「穏やか」である。(^^)
河野さんは、遠慮しない。
西村さんは、独自性を発揮するのに四苦八苦で、苦戦。
河野さん、西村さんに、「小泉・竹中路線を肯定するのか?」と
問われて、「方向性としては間違っていなかった。ただし・・・」
こりゃ、ダメだ。話にならん。
根本的に、フリードマンのたわけた理論「市場万能主義」「小さな政府」
主義を追いかけたから、今日の世界の悲惨な状況がある。
小泉・竹中路線が間違っていたからこそ、国民が閉塞状況に陥り、
自民党政権も崩壊したのである。
河野さんは、ここに至っても、何にも分かっておらん。
「方向性が正しければ」自民党はボロ負けしなかっただろうに。
これが、彼の本心なら、彼は根本的にアホウであるし、本心でなく、
支持してくれる同僚議員への日和見であるなら、「再生」や「生まれ
変わる」ことなんぞ土台無理な話であるのは、論を俟たない。
三人の中で、もっとも威勢はエエが、ハトだか、タカだかわからな
かった、オヤジさん(河野洋平)のDNAを、結局は受け継いでいる
ようである。
河野さん、オツムがあんまし良くない。 (これは、私は勘でわかる。)
西村さんは、ちょっと経験不足。言葉(語彙)も足りない。
やっぱし谷垣さんじゃろう。(彼なら、鳩山さんを負かすのはわけない。)
彼はオツムがエエ。すなわち、頭と心が一緒なのである。
彼は弱きもの、貧しきものの気持ちのわかる優しさがある。
よーするに本質的にオツムがエエのだ。
ここ数代の自民党総裁(総理)はオツムがみんな弱かった。
オバマさんも鳩山さんもこの谷垣さんもオツムがエエ。
何かとっても明るい予感がすっぺ。 ♪