子どもの頃、たしか小学校5年だったと思うのだが、
新学期になって、新しい教科書を配布され、わくわくしながら
パラパラとめくる・・・。
その中に国語だったか、道徳だったか忘れたが、外国の
同年齢の子ども達の作文が載っていた。
一つは、イタリアの女の子の作文。
ローマに行ったときの事が書かれていて、トレビの泉で
後ろ向きにコインを投げ込んで、願い事をしたことなど・・・。
もう一つは、南太平洋のツアモツ諸島に住む男の子が、
自分の日常を紹介した作文であった・・・。
海に素潜りして、魚を突いたり、貝を獲ったり・・・。
私は、切れるような真新しい教科書をめくりながら、
まだ見ぬ遠い世界に思いを馳せたものだった・・・。
トレビの泉と、南太平洋の海中の写真もあって、私は
自分が作文の主人公になったような気分で、見入った
ものだ。(この癖は今でもあんまし変わらん。(^^ゞ)
今でもその作文の何行かを覚えているような気がする。
とっても印象が強かったのだろう・・・。
↓ の曲を聴くたび、私はツアモツ諸島の海に潜ってる
少年を連想してしまう・・・。
今日の一曲
「 真珠採り 」 演奏:ジェームス・ラスト楽団
http://www.youtube.com/watch?v=oeoERIAjk2U
※ この曲は、タンゴの名曲だけど、あのカルメンやクルルの女の
ビゼーが作曲したものだとは、ずぅっと知らなかった。
エエ曲じゃね・・・。
おまけ 「 碧 空 」 演奏:ジョセフ・リクスナー楽団
http://www.youtube.com/watch?v=Rao_dWNwDn8
じゃ、皆の衆、良い棚を ! ♪