来し方行く末を、考えることがある・・・。
子どもの頃の思い出は、さすがに茫洋として、判然としない。
いつのまにか、懐かしさのベールで覆われてしまった・・・。
( でも、これは私だけが語ることのできる思い出の宝庫・・。)
ここ十数年くらいは、ただ生きているだけ、と言っていえなくもない。
毎日、いったい何をし、何を考えて生きてきたのだろう・・・。
めまぐるしく総理大臣が変わるのと同じように、
思えば、私が年齢を重ねるのもあっという間であった・・・。
(この間、思い出らしい思い出は、ほとんどない・・・。強いて言えば、
納品先の事務員のお○○どん、お△△どんの二人の笑顔くらい・・。
もう結婚して、幸せになったかのい・・・。あの明るい笑顔・・・。)
疑いもなく、しあわせだなあ、と感じたのはセカンドのいた、数年間。
今の侘しい生活との落差を余計に感じてしまう・・・。(;一_一)
・・・・・・・・・・・・・・・
日本国内だけだが、おおざっぱにせよ、たいていのところは行った。
山も、幾らかは登った・・。
お寺も仏像も見たいものは見た・・・。
音楽も絵も、学校の教科書に載ってるよーなのは殆どみんな・・・。
(本だけは、今となってはさすがに、時間と根気が・・・。^^;)
平和な日本に生きられて、ほんとにエカッタ・・・。
自分自身で、自分の人生を考える・決めていく つーことが出来た。
(怠け者の甲斐性なしだから、結局パッとはせんかったけど。(^^ゞ )
「人生に未練はない」?? か・・・・
私の場合は、「人生に未練はいっぱいある」なあ・・・。
できうれば、チャリンコで大和の古寺・仏像めぐりをしていた、十代の頃の
心の飢えていた自分に戻ってみたい・・・。
奥秩父の山の稜線を、星月夜の中を歩いた時、自然に吸い込まれ
そうになるよーな不思議なる感覚を味わったけど、あれ、もう一度・・・。
れに・・・、もう一度赤ちゃんの頃の、セカンドを抱っこしてみたいし。
(二人のことだけは、記憶がうすれるつーことはないなあ・・・。
今でも、夢ん中で、オムツ換えしてることあるもんなあ・・・。)
今夜の一曲
「 An Ending (終章) 」 作曲:ブライアン・イーノ
http://jp.youtube.com/watch?v=bJBxva-NyiI