スペシャリストの出場するのが、種目別。
今夜は、床運動の演技を見る。
※ 演技の難易度はA得点で、あらかじめ決まっており、持ち点となり、
当夜の演技の出来不出来はB得点。よって、ノーミスの演技を
しても、A得点が高くなければ、必ずしも上に行くとは限らない。
また、採点競技であるから、その選手の過去の実績や観衆の応
援によって、審判の心理が左右されやすいのは、新体操やシン
クロナイズ・スイミング等と同じ。)
近年の女子体操は、パワー系と、バレエ系の戦いと言っても良い。
今夜の床も同様だった。
ロシアの二人、ルーマニアの伊豆馬車、アメリカのリューキンは、後者。
中国の二人、アメリカのジョンソン、ブラジルのドス・サントスは前者。
ロシアの二人の演技は美しいが、着地で失敗。リューキンの演技も素
晴らしかったけど、A得点が高くないので、金には届かず。残念。(これ
は、男子の富田のあん馬の得点の時と同じ。)しかし、A得点も、今夜
の演技も完璧だったルーマニアの伊豆馬車が、見事に金メダル。
床運動は、バレエ系の勝ち。(^^♪
・・・・・・・
いつのオリンピックだったか、新体操のブルガリアのパノバや、イグナ
トバを思い出す。ロシアの選手にも素晴らしいのがいたっけ・・・。
ロシア・東欧系のクラシック・バレエ音楽の伝統・・・。
4年に一度のオリンピックは、やはりサーカスではなく、ゲージツ的な
優美さを備えた、女性の姿を見たい。(ただ破裂するだけの花火では
なく、我が日本のしだれ柳の優美なる花火のように・・・・。)
ルーマニアの伊豆馬車の金メダルに乾杯!
つーわけで、
今夜はショパンのエチュード「別れの曲」です。
http://jp.youtube.com/watch?v=a7LPLWzoGnI
※ 最近、パソコンの具合が悪い・・・。