先日の大雨。茨城県常総市では、24ケ所の避難所のうち14ケ所のそれが
水没してまって、初めから使いものにならなんだとか。
呆れるのを通り越して嗤ってまう。
先の大震災で津波に襲われた(海岸に立地する)フクシマ原発の非常電源
は地下に設置されてたとか、
東北道の通行を、緊急自動車以外、タンクローリーを含めた車を一切全面
通行止めにした為に、その緊急自動車等の燃料が不足してまともに動けな
かったとか、
津波から避難するのに、海側にある避難所が指定されているとか、思いつ
くだけでもアホさ加減を示すものは枚挙にいとまがないほど。
ちょっと考えられんくらいのオツムのラベルでの日本人の当局の行政能力
である。
避難指示が遅れた、なんつーのは空ぶって「オオカミ少年」呼ばわりされ
たくない、つー誰しもが持つ意識のせいもあって、已むを得ぬ場合もあり、
まあありがちなミスだとしても、
あらかじめ時間に余裕のある、災害からの避難マニュアルの策定の中身が
これでは、小学生低学年の子どものオツムにも劣る「低能」行政と言われ
ても反論できまい。
ノーベル賞の受賞者が何十人出ようと、やっぱし日本人は基本的にアホウ
であるとしか言いようがないわな・・・
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この夏は太平洋戦争の降伏の決定過程を描いた「日本のいちばん長い日」
つー(旧いほうの)映画を観た。
そこには米軍のヒロシマ・ナガサキへの原爆投下の後もなお、「本土決戦」
を主張する軍の上層部の連中のことがいたことが描かれている。(主役級
の扱い)
国力に数百倍の差のあるアメリカに戦争をしかけたこともそうだが、その
終わりに際しても愚かな連中のおかげで、ポツダム宣言の受諾が遅れて、
原爆投下のうきめにあった。
そしてそれらの惨禍を招いた指導者達を神社に祀り、それを拝む連中が
「愛国者」を自称している日本は、まさにキチガイ国家であるとさえ言
えよう。