何とか生きておりまする・・・ (^^ゞ
by mana1563
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正宗白鳥の最期

正宗白鳥の文学を一言で言うなら、ニヒリズムの文学つー
ことになろうか。

海外の文学者なら、セリーヌ。あるいは自然主義文学の
モーパッサン。

( 改めて断るまでもないことだが、ニヒリズムと自然主義
 文学は違うだど。)


正宗白鳥のクソジジイは、死に際して洗礼を望み、れを
受けて亡くなった。

まさにニヒリストの最期にふさわしい。
いったい人の世に、これ以上のニヒリズムがあるだろうか。

十代の頃に正宗白鳥は、内村鑑三や植村正久(解釈の)キリ
スト教に接してその虜となった。

※ 現代の我々は、内村鑑三つーと日本的な(自由な)キリ
  スト教を日本に紹介した人道主義者と学校の教科書で
  習った程度だが、彼の本を読んでみると実におどろ
  おどろしい内容で、ちと現代人にはついていけん。

  「八重の桜」のダンナの新島穣だってそうだ。
  切腹も仇討ちもあった頃だ。我々の理解の外だ。

こういう時代での正宗白鳥のキリスト教の興味である。
このことを絶対に見落としてはならぬ。

その正宗白鳥。

生涯にわたって、その文学はニヒリズムで一貫していた。

その必要もないのに、トルストイをけなし、江戸っ子の
オツムの単純な小林秀雄と喧嘩し、ヒューマニズムと
ニヒリズムを分ける塀の上をヨロヨロしながら歩いて、
最後はアカンベーをしながら、洗礼を受けて死んだ。

国木田独歩をバカにしながらも、彼の「源叔父」や「帰
郷」のロマンチズムに惹かれ続けた。

彼のニヒリズムと内在するヒューマニズムとの矛盾・葛
藤は、フローベールや日本文学の巨人・石川淳とも共通
するものだ。

( フローベールの「聖ジュリアン伝」と石川翁の「シ
 オン物語」の読後感や、フローベールの「まごころ」
 と正宗白鳥の「生まれざりしならば」「リー兄さん」
 の読後の印象・・・。)

最後の最後でのどんでん返し、正宗白鳥の洗礼こそ、
究極のニヒリズムと言えるものだろう。

※ 今活躍中?のカトリック・クソババアの小説家、
  曾野綾子女史なんぞは、正宗白鳥ソックリ。

  女史の、生き方のノウハウ本にいちいち納得感
  動する読者こそエエ面の皮である。

あのカトリック・クソババアは、確かに聖書を実践
している。つまり、聖書に書かれている善悪全てを
我々に紹介している、つーことだ。

だが、女史はマグダラのマリアでは絶対にない。
女史が真のキリスト者なら、正宗白鳥とは正反対に
死の間際に棄教するだろう・・・。

多くの日本人が、ニヒリストに人生の指針を請うて
いる。それが現代日本社会の有り様だ。

・・・

つづく・・・
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by mana1563 | 2013-09-17 16:00 | Comments(0)
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