国会議員一人当たりの人口が、埼玉県のある選挙区では50万人だが、
鳥取県では30万人。よって、不公平ではないのか?
つーのが、違憲の判決も出て、今、問題になっている「一票の格差」。
が、(ここでは、理解しやすいように人口を「有権者数」とする。)
東京や埼玉、大阪等のいわゆる都市部での、国政選挙での投票率は、
およそ50%程度。(首長選挙の場合には20%程度。)
一方、地方での投票率は総じて高く、島根県のように常に80%台、
つーとこもある。
さて・・・
埼玉で選挙が行われた場合、有権者50万人のうち投票するのは25万人。
鳥取県(国政選挙の投票率は70%台)では、有権者30万人のうち投票
するのは21万人となる。
すなわち、参政権(投票権)を実際に行使する人数はさして変わらない。
議員一人当たりの有権者数の差をもって、「違憲」である。と判断
する裁判官は、いかにも浅はかで幼稚であると言わざるを得ない。
(因みに・・・)アメリカの大統領選挙の場合、有権者登録をしても
民主党員か共和党員でないと、実質的に選挙には関われないのが実態。
そのほかもろもろ・・・。
大統領選挙に実際に参加しているのは、アメリカ国民の僅か10%に
過ぎない、つーことを我々は知っておく必要がある。
日本においても、「投票率」つーことを考慮に入れれば、アメリカと
選挙の実態はさして変わらぬのである。
「違憲」だ、「選挙無効」だ、と大騒ぎするほどの事ではないのじゃ。
※ 組織票のある公明党なんて、投票率は100%だろう。
そして投票率の低い都市部では、公明党の候補者は有利になることは
みんな知ってる。
※ そも、選挙なんて、立候補者が立派な人格と能力を備えていれば
エエが、立候補者全員がアホウばかりのことだってあり得る。
↑ のようなもろもろを考えれば、選挙制度なんぞ適当、つーか、
エエ加減でエエのだ。
北朝鮮を見なはれ。投票率100%だぞ。これぞ民主主義のかがみ!
おおいに学ぶべし ♪