東北地方、とりわけ選挙区の岩手県で大きな力を持つ政治家で
ある小沢一郎が、党員資格停止処分中であったとはいえ、被災
地を訪問して被災者たちを激励することや、処分の解けた今、
復興のために大きな政治力を奮う、つーことを全然しないこと
が、私にはとても不思議であった。
が、彼のカミサンによる私信の暴露でその原因が判明。
放射能被爆が怖くて、震災後の岩手やその他の東北各地に近寄
れない、つーのだ。
ったく、呆れて言葉がない。
東北の人たちの彼に寄せる期待はいうまでもなく大きい。
国会議員が地元の為だけに利益誘導しろ、つーわけではないが、
被災者と同じ東北人であるなら、彼等の心情も生活実態も他の
地方出身の政治家よりは、ずっとわかってるはずである。
れが何だ。民主党内での権力闘争ばかりにうつつを抜かして東
北の為にちっとも動こうとしない。
70歳にもなって、放射能被爆が怖いだとぉ ?
昨年、アメリカで大きな竜巻による甚大な被害を被った被災地
を訪れたオバマ大統領が被災民に「心配しないで。我々がつい
ている !」と力強く禿げましたのとはなんという違いだ。
政治家として持っている大きな力を有効に使わないのなら、政
治家なんぞ止めたらエエ。
もしこれが彼の師である田中角榮なら、地元のためにどんなに
か頑張っただろうと思わずにいられない。
小沢一郎、やることがあるのはアンタがイチバンだ !