このところ、ほんの少数ではあるが、時折新聞の投書欄で震災ガレキの処理は、
何も多額の費用をかけて、遠い西日本等他所の地方に運んで頼まなくとも、
被災地に新たに大きな処理施設を建設して地元の失業者を雇えばエエでないか。
つー意見が散見される。
フム、れもそうだ。ガレキは津波に弱い低地の埋め立て材料に流用が可能でも
ある。
我々ほとんどの日本人は、震災ガレキの受け入れを渋り反対する各地の住民の
態度にとても嫌な感じを受けているのだが、そもそも処理施設の能力さえ国費
で確保してやりさえすれば、何も外に頼む必要などないのだ。
いち早く震災ガレキを受け入れた東京都でガレキ処理を行う会社はあの東京電
力の関連会社であるという。早くも営利、金儲けには格好の復興ビジネスのチ
ャンスをものにしたつーわけだ。
こうしたエゲツナイ復興ビジネスとは距離をおいたガレキ処理を国家がキチン
と責任を持ってやれば、あのルーズベルトのニュー-ディール政策のような歴史
に残る復興政策になるだろう。
(日本中をガレキを満載したトラックやダンプが何十万台も走り回るつーことも
なくなるし。)
フム。