つい先日、母と幼い子が孤独死した立川市で、今度は60歳と90歳の親子が
孤独死。
二つの現場は200メートルも離れていないという。
どちらの事例も、立川の職員が面接している。(ふつう、余程困窮していな
ければ、一般市民は、公的な機関=お上である福祉課に相談に行ったりしは
しない。)
前者の場合は、担当職員が母親に、「生活保護を求めるのであれば申請して
ください。」
母親は「じゃあ、いいです。」と帰っていった。母子が亡くなった後の職員
のコメントは「申請がなければ、我々としてはどうにもならない。」
申請させるのが仕事だろう !
後者の場合。自治会から「様子がへんだ。確かめて欲しい。」との連絡を受
けた住宅供給公社と立川市の職員は何度か家を訪ねたが応答がない。
だが、『独り暮らしではないので、大丈夫だろう。』とそのまま帰った。
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そもそも「公務員」が人間としての対応をするわけがないのだ。
担当区域で誰が孤独死しようがしまいが、給料は保証されるし、夏冬のボー
ナスがなくなることは絶対にない。
トラブル?の解決? 公務員にとって、その仕事はあくまで他人事なのだ。
民間であれば、責任者は必死に自分の職務を果たそうとするものだ。でな
ければ、評価が下がったり、人としての信用を失くせば会社をクビになる
ことさえあるからだ。
二組の親子が亡くなった事によって、今頃立川の公務員連中は、「やれや
れ、面倒がなくなって助かったわい。」と祝杯を上げている事だろう。