TVでカナダで行われているフィギィア・スケート・グランプリ・ファイナルを見る。
男子では、ショート・プログラムで出遅れた高橋選手が、フリーの素晴らしい演技で
銀メダルを獲得。16歳の羽生選手もこれまた将来のメダリストを確信させる演技で4位に。
観衆が立ち上がって拍手を送ったのは、銀の高橋選手、羽生選手、そして銅メダルの
スペインのフェルナンデス選手であった。
優勝したのはカナダのパトリック・チャン選手だったが、フリーではミスが多く、何で
これで金メダルなのかしら、と思った。やはり、地元びいきつーことなのだろう。
ま、採点競技だからしょうがあんめい・
女子では、魔王ちゃんの欠場と前年のチャンピォンのアリッサ・シズニーのケガによる
不調で、男子の演技に比べて少し低調。
金がイタリアのコストナー、銀が鈴木明子選手、銅がレオノワで、まあ順当なところか。
メディアが大騒ぎしたロシアの14歳の選手は、ジャンプ以外はスピード面でも、(年齢
からして仕方ないのだが、)表現力の点でも全然見劣りした。
ベテランといえるコストナー選手や鈴木明子は、その点ではやはり音楽との調和性つーか
表現力では素晴らしいものがあった。
アリッサ・シズニーは、ミスこそ多かったがスピンはもとより、私が最もこの競技らしい
と思うスパイラルの演技はやはり美しい。
母親の死を乗り越えるであろう魔王ちゃんとこのアリッサが、来年のソチ・オリンピック
で金メダル争いをするであろうという私の予想は全く変わらない。
やはりこの競技は音楽との調和性・親和性が最も重視されるべきものだとつくづく思った。
(その意味では、コストナー選手の選曲は〇 ↓ )
ゴッド・ナイト ♪