空が青いわけでもないのに暑い。蒸し暑い。
こんな日に、冷えたスイカとか、抹茶アイスとか
何つーの、果物がゼリーの中に入ってるやつとか、
れから勿論ビイル。
こーゆーのを、仕事の後の湯上がりに食べるとふんとに
幸せを感じる。
哲学も宗教もゲージツもなーんにも要らん。
国家も国連も政治も経済社会も友達も尊敬する人も家族
だって要らん。みーんなクソ。
独りでアイスを食べて、その美味しさに真の幸せを思う。
それが「人生とは何ぞや ?」「幸せとは何ぞや ?」の答え。
結局、生きることは、日常で些細なアイスの美味しさを
自覚できるかどうか、つーことに尽きる。
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嫌いな言葉 → 集団、連帯感、そして彼等が孤独だと
決めつける人間にたいして投げつける、哀れ、可哀想。
手練手管を要して、やっとこさ連帯感なるものを手に入れる
有象無象のくせして、若葉のささやきや一滴の水のきらめき
や、アイスの舌の上の感触を敏感に感じ取る幸せな人間に
構うな。