注文してた「積極的その日暮らし」(落合恵子)買った。
ひひひ。いつもながら新しい本を手に取るのは嬉しいものだ。
毎週土曜日、連載を見るのを楽しみにしていたエッセイ、
三年分がまとめてあるのじゃからのい、お買い得じゃわい。
ひひひ。
ただ、新聞連載にあった挿し絵がないのが、ちょっと残念。
こりゃどーゆーわけじゃ。ま、エエか。贅沢は言うまい。
我が国には、随筆に関しては昔からのすぐれた伝統が途切れない。
近年では気象学者の倉島厚さんのものや、もう20年は経つが
辰野和男さんの「天声人語」はとりわけ素晴らしい。
いずれも歳時記風、あるいは自然観察風でありながらそこに
自分の人生観を投影させたり思い出をからませて、読む者に
余韻を感じさせる。
エッセイに関してだけは、枕草子以来この方今に至るまで
ずっと進化し続けていると言ってエエだろう。
I T 時代になって、ブログが盛んになった。
コミュニケーションとしての手段としてのそれもあるだろうが、
それよりも日本の伝統である身辺雑記を触媒とした自己表現の
場としての手段として、多くの日本人は利用しているのだろう。
レモンちゃんのエッセイを読みながら、ふとそんなことを
考えたのだった。
じゃあ。お休みぃ、(二度寝じゃ。寝坊がこわい) ♪