昔から世間の風向きばかりを、気にしている政治家であった菅ちゃん。
(自分のせいである)情けない臨時国会を終えて、さあこれから
本予算の編成作業に取り組まんとする時期に、なぜか自ら党内の
内紛を画策。
またもや、世間の風向きを見誤って小沢排除に乗り出した様子。
小沢一郎を切れば、菅内閣の人気がまた再浮上すると考えたようである。
でも、どうせ途中で腰砕けになって、日和るに決まってる。
そもそも内閣の支持率が下がったのは、菅ちゃんのリーダー・シップの
欠如がその原因であって、小沢・鳩山の金銭問題のせいではない。
菅ちゃんが、(本質ではない)小沢問題をスッキリさせたとしても、
支持率が再浮上することはないだろう。れに、もう遅すぎる。
思えば、思い付きばかりであった。「第三の道」はどこへ行った ?
せめて消費税のアップを実現するために自分の意志を貫いていたなら、
歴史に名を刻まれる宰相となり得たものを。(消費税アップが不人気と
風向きを例によって見誤ったのである。)
トップ・リーダーに不可欠な指導力以前に、洞察力にも菅ちゃんは欠けている。
危機管理に疑問符がつき、政治家の仕事で最も重要な予算編成の時期に、
とっくにカタをつけていなければならない小沢問題で与党内を混乱させる
センスには、私もさすがにサジを投げるほかはない。
ふんとの話、国家間の首脳会談でメモにたよるようなリーダーなんぞ、
国民の為にはなるはずもない・・・
早いところ下野してもらうしかない・・・
あーあ・・・
そんなに権力を行使することって、難しいことかのい ?