ここ数十年来のことであるが、日本人に英語が身に付かないのは
聞き方に問題がある、という考え方から主に英会話の通信教育の
分野で、ひたすら聞きっぱなしの方法が隆盛を極めているようである。
だが、会社等において毎日、英会話をする必要に迫られている状況ならともかく、
普通の日本人にとって、英会話の必要性なぞ、そもそも皆無であって、英会話は
古代ギリシア語やサンスクリット語のそれとさほど変わりはしない。
私は、音楽とおよそ何の関わりのない一介のネジマワシであるが、素人としては
わりに多くの音楽を聴いてきたような気がする。(昔あった、TV番組「♯さん、♭さん」の
解答者とエエ勝負であった。)
だが、多くの音楽を聞いたからといって、楽器が演奏できるわけではない。
(ネジマワシにとって、その必要がなかったから、別に困りもしない。)
語学もそういうものだと思うのだ。
必要性に迫られれば、どんなに才能?がなくとも、自然と最低限の
技能は身に付くのである。
クルマの運転などは、その典型的な例だろう。
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英会話の必要のない人が、いくら英会話のテープを聞いたって
時間と金のムダだわね。わりいけど・・・。
日本の英会話ブームってのは、いろんなダイエット方法がブームに
なるのと同んなじ。(バナナや納豆、あなた、まだ食べてるかい ? )
ファッションの爲のダイエットがなかなか成功するのが難しいように、
ファッション(カッコよさ)の為の英会話の習得も同じく難しい。
生きていくのにふんとに必要なら、英会話なんて自然に身に付くさ。
人生は短い。私なら、必要でもない英会話のテープ聞くよりは、モーツァルトや
ベートーベンを聴くだわね。 ま、好きずきだけど・・・ ほ
※ 勉強してる人の意欲をそぐつもりじゃあないだよ。
英会話なんて、それがなければ生きていけない、つー状況に
なれば必ず身に付くから、心配したり、落ち込んだりするで
ない、つーことなんさ。
じゃあ、おやすみぃ。 エエ終末を !