今日、我等がパシュート娘たちが、ドイツの娘たちと戦って、
僅か100分の一秒差で、負けてもうた。
その後の表彰式、銅メダルのポーランドを含めて、とっても
気持ちのエエ雰囲気がTV映像から伝わってきた・・。
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オイドンの作った、美しいドイツ国歌が流れ、すぐ横に日章旗も
上がった。
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そして、私は思う・・。
こんなに素晴らしい笑顔の選手の祖国に、僅か半世紀前に、
どうしてファシズムや軍国主義の(今の我々の時代にはおよそ
理解し難い、暗い)影が、猛威を振るったのであるか・・・
(自分の年齢のことを鑑みると、半世紀なんぞ、ついこの間である。)
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つい昨日も・・、
私が、文句なしに素晴らしい演技をして、金メダルを勝ち取った
キム・ヨナの背後に、魔王ちゃん個人よりも、≦すなわち日本人への
対抗意識を感じて、素直にキム・ヨナに拍手を送れなかった、「こだわり」・・・・。
その名状しがたい感情を抜きにして、韓国にせよ(ドイツにせよ)
彼らに対して、どうしてもその「こだわり」を心の片隅から排除することは、私には不可能でなのある・・・。
この「こだわり」は・・・
(当人=若い世代=に責任は無くても)
おそらく、この先もずっと後に生きる人(加害者側の国の人)は、
背負い続けていかねばならないことだろう・・・。
我々が、700年前の元寇(蒙古襲来)のイメージを生涯忘れえぬ
ように、ドイツや日本の暗いイメージは、今後ともオリンピックの
場にあっても、世界中の人々から拭い去ることはできない・・。
「歴史」つーものは謝罪を受け付けない。
ふんとうに私はそのことが、かなしくてつらい・・・。
今夜の一曲
「 弦楽4重奏曲 」 オイドン:作曲
http://www.youtube.com/watch?v=7tHc9xWhFH4