今朝(17日・金曜日)の新聞に、皆の衆へのおすすめ記事。
あしたを考える 「 経済危機の行方 」 (朝日・第3面)
一介のねじまわしの私なんぞではなくて、キチンとした、
専門家=経済学者の意見です。
ハイエクやフリードマンの経済学が後押しした、レーガノミクスや、
サッチャーや小泉さんやブッシュの構造改革路線を、かねてから、
誹謗・中傷してきた私(ねじまわし)の、味方のセンセの記事です。
活字を見て、難しく感じる人も、二度、三度読めば必ず理解できます。
そーゆー文章です。
人が、自分を取り巻く世界や、人間に対して、どういう認識をするのか、
どうゆう態度をとるのかは、その人個人の自由であって、私の知った
ことではありませんが、こと「為政者」に限っては、そうはいきません。
「為政者」の世界認識・人間認識、そしてそれによる統治が、
被統治者側のわれわれの人生を左右するからです。
権力者・統治者が、「人生いろいろ、神のみぞ知る。オレの知ったことでは
ない。」では、絶対に困ります。これでは統治者の資格がゼロです。
為政者は、「金、欲しいんだろ。儲けさせてやるよ。そしたら幸せだろ。」
というような小泉・竹中さん達のような人間ではなくて、
「みんな心から、幸せなこころもちになれば、ほんとうにエエがなあ。」
という、宮沢賢治や神谷美恵子のような人間でなくては、ならんのです。絶対に!
(小泉&竹中さんには、、本質的に人間不信・ニヒリズムがあります。
それは、例えば、宮沢賢治などの人間認識とは対極のものです・・。)
そして、こうした統治者(マネタリズム・構造改革路線)の政治に、
理論的な根拠を(無責任に!)提供した経済学者の罪はとても重大です。
ハイエクやフリードマンのせいで、この数十年、いったいどれほどの
人達がもがき苦しんだことでしょう・・・。
本来なら、牧歌的な生活を送って居るはずのアフリカの奥地の
原住民の人生まで、ズタズタにしたのです。
(経済学ノーベル賞を受けたやつらです。) ほんと、アッタマに来ます!
※ 本年度の経済学賞はグッドです。
このたびの金融危機で、世界中の人達が、目が醒めてくれることを
一介のねじまわしの私は心から願います・・・。
今朝の一曲 「 椰子の実 」 歌:安田祥子&由紀さおり
http://jp.youtube.com/watch?v=ptn5EpEzAm4