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プロの評価と素人の直感今回も、「ノー書き」です・・。(^^ 和歌の古典の古今和歌集に、「三夕の歌」というものがある。 (私は、晩飯の情景を歌ったものかなと、思っていた。 でもしかし、サンタの歌とは思わんかったぞ。さすがあ。・・・。) 西行法師の 「 心なき身にもあわれは知られけり シギ立つ沢の秋の夕暮れ 」 寂蓮法師の 「 寂しさはその色としもなかりけり まき立つ山の秋の夕暮れ 」
藤原定家の 「 見渡せば花ももみじもなかりけり 浦の苫屋の秋の夕暮れ 」 以上が、それである。
秋の夕暮れを歌った和歌として、短歌の世界の人たちにとっては、 誰一人、知らぬ者はない。 叙景歌つ~位置づけになっている。 で、これらの歌を新古今集に選んで載せた、当時の歌壇の実力者? たちの時代から、近現代に至るまで、数百年間にわたって「三夕の歌」 として、人口に膾炙しているのである。 この中の、西行の 「 心なき身にもあわれは知られけり シギ立つ沢の秋の夕暮れ 」 の歌については、 昭和に入って、初めて呑んべえの評論家・小林秀雄が、それまでとは 180度違った解釈をして、歌壇・文壇に波紋を広げた。 彼の解釈は「この歌の本質、すなわち西行的なるところは、 上3句の 心なき身にもあわれは知られけり にある・・・。」 要はこれである。 この上3句の部分は、従来、特に歌人からはあまり、評判は芳しくなかった。 しかるに、呑んべえ小林は、その部分をこそ評価して、数百年間の定評を くつがえさんとしたのである。
私は、無学で野卑な一介の肉体労働者(トラックのねじまわし)に過ぎないが、 「三夕の歌」を初めて、並べて見た時、西行のこの部分に、一目で気を惹かれた。 (他の二つの歌は、つまらん駄作だと思った・・・。) 古今和歌集の撰者たちから、正岡子規等に至るまで、専門歌人といえる 人たちは、小手先のテクニックの器用な歌、すなわちプロでなくては作れぬ歌を 評価の基準にしていて、歌の本質を見抜くことにはまるっきしであった。 呑んべえ・小林もいうまでもなくプロの文学者であるが、専門歌人ではない。 私のような素人とは較べものにはならないくらい、文学に精通しているにしても、 それでも彼は、歌詠みのテクニックなんぞには興味のない「直観」の人である。 (そして、その彼の直観は、一介のねじまわしの直観と一致した・・・。) ・・・・・・・・・・ おたまじゃくしなんぞ読めなくとも、バッハの「ゴールドベルグ変奏曲」は わかるわい。G・グールドのCDがベスト・セラーになったのは、私等、素人 が買ってやったからだぞ。 ゴッホの死ぬ間際の言葉 「 人生は苦しみだ。 」 この言葉は、プロの 絵描きでなければ、理解できないと思うかい? 文学にせよ、音楽にせよ、演劇にせよ、美術にせよ、ゲージツの世界に これから入って行こうとするクルルンの皆さん。 その道のプロの評価なぞ、さして気にするこたあ、ありません。 ご自分の「直観(感性)」を大事になさい。 我が道を行く。 それでいいと思います。
by mana1563
| 2008-05-14 05:30
| カテゴリなし
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Comments(11)
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udedokei
at 2008-05-14 05:42
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ここんとこ、私は、ノー書きばっかし、書いてる・・・。(-_-;)
オー、ノーッ、逃げんといて・・・。
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みゆき
at 2008-05-14 08:16
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udedokei
at 2008-05-14 08:27
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おはよー。
うん。酔っ払ってくるると、この手のやつはきりがない。特に、ギャグのブログに 思いのほかコメントがつかんかったりすると、エイ、ヤケクソだ! てなことに・・・。 歌も俳句も、4から6個しか、ホントは知らんのじゃけどね。(^_-) 聞かされると思い出すことはあるけど・・・。 ワープロやってて、漢字を読めるけんど、書けん。あれと同んなじ(^^ゞ あ、それから、私のは、ワープロじゃなくて、正真正銘のパソコン・ コンプレックスじゃよ。中古だから、バカだけど・・・。
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udedokei
at 2008-05-14 08:41
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切ない恋心
at 2008-05-14 10:15
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maririne
at 2008-05-14 15:54
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ルドーテ
at 2008-05-14 20:46
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なんとなく、このブログ、楽しんでますよ。
自分ではひいてこないものを、ここでチラッとみれるって言うか、 自分では借りない本やCDを、そこにあったから覗いてみようかみたいな・・・・感じで。 ただ、、、、 ギャグが苦手で意味わかめ~みたいなとこあってね~~~~~
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udedokei
at 2008-05-14 21:23
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切れない恋心どん
結局、誰でもわが道を行くんさ。 他人の道、行く人はおらん。(^^♪ まりりんどん パソコンの表示の設定(字の大きさ)、変えてみるべさ。 ちょうど、頃合いのがあろうぞい。 一発変換? 私のだって、できらい。 ルドーテどん ついでで、悪うござんしたねえええ。 なんでもかんでも、あまりに真剣に向き合うのは、いつか疲れちまうぞい・・・。 ルドーテどんは、考え方、生き方に、「屁」が足りんのじゃよ。 禅の公案みたいじゃろ。ふっふ。
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ルドーテ
at 2008-05-16 11:24
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い・た・い・・・・・・
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みゆき
at 2008-05-16 23:27
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udedokei
at 2008-05-17 01:49
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んだ。んだ。
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