私が若い頃にもよくあった、長野県川上村のレタス収穫の
アルバイト。
昨今の日本の学生は、労働のあまりのキツサに悲鳴をあげて、
朝になると宿舎からいなくなってるとか・・・。
で、最近は、中国からのいわゆる「技能実習生」「研修生」が
レタス畑で働く労働者の大半を占めるそうである。
この川上村に限らず、日本中の工場や畑で、この「研修生」
は多数働いており、日本経済を根っこから支えている・・・。
その賃金・・・
労働時間は12時間が普通。時給は300円から350円。
月に7万円程度。諸経費を差し引かれると5万円が相場
であるそうな・・・。
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何かといえば、中国脅威論で大騒ぎしたりする、某桜井
よしこさんや、石原慎太郎さんは、こういう日本政府公認
の労働実態には見て見ぬふりをする・・・。
が、中国に帰った若者の声が、ネットに流れて新しい反日
運動?の原因になっていくことを考えなくてはいけない。
日本の若い人達は、こういう「研修生」が、日本中に数万
単位で存在してるのをほとんど知らない・・・。
日本人の若者は、サッカー場において、友好的な態度で
応援しているのに、相手からエゲツナイ言葉を投げつけ
られることに戸惑ってしまう・・・。
サッカー場で、中国人サポーターのマナーの悪さの原因
は、靖国問題や尖閣諸島問題、あるいは戦争の傷痕か
ら来てるものだけではないのだ。
自分の兄弟・同胞たちが、日本において日本人の給与
水準の半分以下の報酬で労働させられている、という
うらみ憎しみが、必然行き過ぎた応援?になって顕わ
れるのである・・・。
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時給350円で、我々日本人は、12時間ぶっ通しで
何年間も働くことができっか?
※ 尖閣諸島、あるいは韓国との竹島問題。
何れも日本の言い分が間違いなく正当である。
譲歩する必要はさらさらない!
※ 個人でも国家でも、善いことワリイ事の区別は
腹に手を当てなくっとも自分でわかる。
ワリイ事を反省することは自虐ではないし、
逆にそれを悪くないと強弁することは、自分を守る
ことにはならんし、愛国心でも何でもない。
自分の心の傷と相手の傷に塩を擦り込むことで
あって、癒えるどころの話ではない・・・。
今日の一曲
「 ヴォカリース 」 ラフマニノフ:作曲
vn演奏:アイザック・パールマン
http://www.youtube.com/watch?v=h7UZhorAki4
※ 「ヴォカリース」とは、歌詞がなく母音のみで歌われる
歌曲のことなんだそうです。
30年前に大ヒットしたダニエリ・リカーリの「二人の天使」
みたいな曲。 ↓
http://www.youtube.com/watch?v=4q0WoIha2Hk
今日も良い棚を !