このところ我ながら、なんとなく気分が荒んでるような気がして・・・。
ふと、思い立って本棚から、20年も前に求めた本を取り出して、
日中の仕事の合間の待機の時間に読む・・・。
1970年代後半から1980年代の十余年に及ぶ「天声人語」の集成。
当時、朝日新聞の記者であった辰濃さんが毎日、一人で書き続けた
コラムである。
「人物篇」と「自然篇」の2冊。自然篇の方は、さながら歳時記のごとく
時節の推移毎に、話題がうまく編集されている。
昨日今日と二日かかって、読み終えたのだが、とても心地好い読後感
と共に、私にははなんとなく、最近の軽躁な自分に反省を迫られている
ように思われて、とても考えさせられたことであった・・・。
やっぱし、まじめな人にはかなわん・・・。恥ずかしい・・・。
今夜の一曲
「 イギリス組曲 Ⅱ BWV807-5 」 バッハ:作曲
pf演奏:G・グールド
http://www.youtube.com/watch?v=9vE-xJgpfHg
「 イギリス組曲 Ⅲ BWV808 」 バッハ:作曲
pf演奏:G・グールド
http://www.youtube.com/watch?v=cyb-sjIzG8s