ふと部屋を見回す・・・。
この一年近く、全く読んでない定期購読の雑誌。
全くページをめくったこともない柳田国雄全集全36巻。
(何で買ったんじゃろか・・・)
録画しただけのビデオ数百本・・・。
埃をかぶった数多くの文庫本・・・。
たぶんこれから死ぬまで聴くことのない、音楽CD・・・。
自分の人生の残りの時間を計算してみても、誰かの
個人全集や文学全集を読破するなんてことは、もう難しかろう。
若い頃のような集中力はないし、その内容に「素直」に引き込まれる
つーこともなくなった。
(ほんとの話、例えばの話、その教養は尊敬するけれど、人物に
対しては、「夏目君」としか思わないんだよね。私の方が五つも
年長だから。ヘンなもんだぜよ。歳を取る、つーのは・・・。私が
傲慢でケーハクだから、つーことだけではないよーに思うべ・・・。)
(これからいったい誰の本「本気」で、読めるんかのい・・。
候補はあるだよ。石川淳とか吉田秀和とか・・・。)
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幸い、まだ映画を見たり、音楽を聴いたりして感動することはできる。
床屋政談も、十代の頃と同じように好きで、あいかわらずである・・。
オリンピックも、あと数回は見られる・・。
(ちなみに、私は2016年の東京でのオリンピック開催には反対だ。
東京、ソウル、北京と既にやった。次は、ずっと先になるだろうが、
インドか中東の番である。開催都市への経済効果やインフラ整備
に資するつーことがあるなら、勢いのある発展途上の国の都市が
やはりいちばんふさわしいと思う。リオがそれだ。それに、リオの
住民の支持率は実に高い。東京がコンパクトさや、エコを売り物
にして、その一方において、国のバックアップや財政的な裏づけを
アピールしてるのは矛盾している。排ガスの環境問題をやいのや
いの言いながら、一方では1000円高速料金設定したのと、同じ
である。エコを言う連中の魂胆が透けて見える。(オサマ・ビン・ラ
ディンは先進国のそうゆう欺瞞性に憤ったのではないのか。)
私は、オリンポックは好きだが、それとは別の問題だ。
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そろそろ、何か見納め、聴き納め、読み納めのもの順備せんとな。
リスト作って、それのかっての感動を追体験して、こころおきなく
あの世に行くとすべい・・・。
んだ。 んだ・・・。 ぼんやりしたってはじまらん。
ま、今日のところは、これで屁こいて寝るべ。♪
れ、発見! 寝るときに、こく「屁」は、「寝るべ」と言う・・・。 ほ
「 スコットランド幻想曲 第三楽章 」 作曲:ブルッフ
vn演奏:ハイフェッツ
http://www.youtube.com/watch?v=f7nNBuEnkb4
GN